初めてのWindows Phone 7プログラミング
と言っていいのかよくわかりませんが。
何やらandroid方面の人たちがWP7の開発を勉強する集まりをやるというので、ついうっかり見てしまったのですが、どう見ても普段.NETやってる人がいません。というわけで遊びに行ってきました。アウェイ感ありありです。冗談はさておき、そんな集まりならゼロから勉強だろうと思って行ってみたら、すでにけっこういじっている人もいたようで、僕の知らんAPIの話がさかんに流れていました。Silverlightと同じだから分かるだろうとたかをくくっていたのですが、よく考えたらSystem.Windows.Controlsの類は全然いじってなかった(ry
まあそんなわけで、初めてWP7を真面目にいじるということで、今回は昔作ったprocessingのSilverlight版をWP7で動かしてみました。
↑のサンプルのコードは、Visualizing Dataという書籍に含まれるサンプルを移植したもので、C#のプロジェクトは↓にあります。が、多分まだ誰もtsukimiをビルド出来る状態になっていないと思うので、まあ参考程度に…
http://dl.dropbox.com/u/493047/2011/08/Processing.WindowsPhone.Samples2.zip
ビジュアライジング・データ ―Processingによる情報視覚化手法
- 作者: Ben Fry,増井俊之(監訳),加藤慶彦
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
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移植ですが、割とサクッと動きました。tsukimi自体はApplicationクラスから派生したアプリケーションクラスからxapまで自前で生成してしまう程度にSilverlightに特化しているのですが、新規プロジェクトにprocessingから変換されたC#のソースを直接取り込んで、csprojの設定でスタートアップオブジェクトを生成されたクラスに設定するだけで、先のスクリーンショット程度のものは動きます。
tsukimi自体全然開発していなくて出来ないことだらけということはおいといて、これだけ簡単に移植できるなら、コントロールライブラリの類は移植しやすいかもしれないと思いました。アプリケーションのUIそのものは画面サイズ違いすぎて無理ってことが多そうですが(特にSilverlightのアプリは画面が無駄にでかいボンクラサイトも多いですし)。
WP7の勉強会はまたやるらしいので興味のある人は参加してみると良いと思います。(僕は作るものを思いついたら…)