ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

う〜、何でcscの/docオプションは、どうでもいいoperator overloadの型チェックはいちいち別のwarning (CS1581)で返したりとかするくせに、M:とかF:とかT:とかを間違えて指定しても平気な顔でスルーするんだ。そっちのがよっぽどチェックすべき項目じゃないか。

そんなわけで、mcsの/docの機能は全部実装した。はず。これのテストを作るのがめんどくさい…特にCS1581みたいに、operator overloadまわりのものは、MSDNのsee/seealsoの説明を見ても"implicit operator int(TestType)"みたいなのを受け付けるなんて書いてないし(そもそもどんな属性値を受け付けるかについてドキュメンテーションされていない)、それが出力されたXML上では"op_Implicit(TestType)"みたいになっているというのも、やってみなければ分からないことだ。

今週はXmlSchemaInferenceに取りかかる予定になっている。ただし実際には未定だ。これも僕から見ればhypeAPIだけど、System.Xml 2.0を終わらせるにはやっつけないといけないし、今後もしかしたら根本的に変わったり消えて無くなるかもしれないXmlReaderのtyped APIと比べたら、少なくともAPIとしてはほぼ固まっている。xs:QNameみたいに「今度からXmlQualifiedNameではW3C仕様を満たせなくなりました」みたいなのが設計レベルでXQueryW3C recommendationまでに起こったら、もうどうしようもないし。