ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

空騒ぎしているような

http://www.microsoft.com/interop/principles/default.mspx巷ではWindowsがオープンソース化されたとか何とかいう誤報が共同通信を中心に出回っていたみたいだけど、それはどうでもいい。問題は多分あまり注目されていないこちら。5. Open Source Compatibi…

おまけの笑い話

これね、デブサミ2008で .NET 3.5のセッションを聴きながら実装していたわけですよ。System.WorkflowServicesも実装したら面白いかもねえとか考えながら。こっちはWebHttpBindingの2倍くらいのクラス/メンバがあるから大変そうだけど(それにWFよう分からん…

最後に、まだ不明なもの

WebHttpBindingを用いた一連の処理の流れは、以上の通りになるが、僕がまだ解いていないパズルがある。 WebOperationContextのOutgoingRequest / IncomingResponseがどの場面で使用できるのだろうか。 WebHttpBehaviorにはGetRequestDispatchFormatter()と G…

クライアントによるレスポンスの処理

さて、クライアントはHttpRequestChannel.Request()を通じてMessageを応答として受け取ることになる。HTTPレスポンスとなるストリームは、そのContent-Typeによって、適切な解析フォーマットが選択され、それに基づいて処理される。もしWebMessageEncodingBi…

サービス側のリクエスト処理

ここからはサービス側の処理フローの説明になる。 WebHttpDispatchOperationSelector サービスがメッセージを受け取るのは、TransportBindingElementから生成されたIChannelListenerから生成された IReplyChannelやIInputChannelを通じてのことである。WebHt…

リクエストの発行

ClientRuntime クライアントコードでChannelFactoryからサービスインターフェースの実装をCreateChannel()で生成すると、それは実際には ServiceContractであるインターフェースから自動生成されたproxy typeのインスタンスであり、その中にはClientRuntime…

基本的なクラス

WebChannelFactoryとWebServiceHost もし普段クライアント側でChannelFactoryを使っているのなら、それをWebChannelFactoryに置き換えると、後述する WebHttpBehavior(IEndpointBehavior)を自動的に補完してくれる。自分で ServiceEndpoint.BehaviorsにWeb…

はじめに

.NET 3.5のWCFに新しく追加されたWebHttpBindingとその周辺をmonoで実装してみたので、細かいことを分かっている範囲でちまちまと書いてみる。how to use的な話を書いてもMSDNとかぶるだけなので書かない。あと例によってconfigurationを使ったやり方も僕の…

Regex CILCompiler

http://lists.ximian.com/pipermail/mono-patches/2008-February/110428.html詳しくは後で出てくるだろうけど、今のmonoより10倍速くて、Perlより4倍速いらしい。ほんの3日で作りやがった。すげーよZoltan。彼はホントに化け物だ。

random notes

monodevelop 1.0のリリースに向けて準備が進んでいます。今度出るRC1はかなり日本語化されているはず。いまtrunkには3つもTextEditorがあったりして(gtksourceviewベース、gtksourceview2ベース、SharpDevelopから移植している?fully managed editor)、1.0…

JsonReaderWriterFactoryについて

.NET 3.5のSystem.ServiceModel.Web.dllには、JSONをサポートするXmlReader/XmlWriterがある。しかし、これが実際にはどういう振る舞いを見せるかは、どこにも書かれていない。というわけで個人的な説明をまとめてみる。 内容の種類にかかわらず、document e…