ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

ロプノール

ここよりむしろ名無しさん♯辺りのネタかと思うけど、Visual Haskellですって。僕はvs2003なんて入ってないので試してない。Haskell読んだことはあるけど書いたことはないし。

連休中ずっと風邪気味でおまけにずっと雨だったので引き篭もっていたのだけど(←これはいつものこと)、先週ちらっと某所で話をしてきて、「結局おまいはMonoをどうしたいのだ」というくえすちょんについて考えていた。ええ、まだ考えていたのです(w

もちろん、僕はmonoをどうこうする立場というわけではない。あくまで、日本でmonoのプレゼンスをどうしていくのがベストだと僕が考えているのか、という趣旨の質問だった。

これねえ、答えるのは難しいんですよ。なぜなら、僕は面倒なことは嫌いだから(w 個人的な希望と、それを超えた一般的な望ましい姿(というかそれを実現するために必要な作業)の間には、だいぶ大きなギャップがあるのです。僕は、mono hackingをやってみたいとか、user experienceの紹介(まあつまり使ってみました報告)をしてみたいとか、そういう人たちであれば、積極的に支援させてもらいたいと思っている。経験上、手間はかからないし、仮に手間がかかったとしても、それで得られるものは大きいので。

でもそれ以外のことって、基本的にmarketingとかevangelismとかsupportと言われる仕事じゃん? 前二者は僕の性格にはあんまし合わないし(目立つのは好きくない)、後者はぼく1人じゃ無理ですヨ(つうか僕だって局所的にしか分かってないわけだし)。いや、僕よりはるか上のタスクを負いながら、Miguelはそれを実践している。すげーnewbieな質問にも彼が直接答えている。すげー人なのよ彼は。一方、僕はその意味ではちっともすげくないのです。自分に出来るのならやりたいけど、そこに腐心するリソースも無いしキャラでもないのです。

駄菓子菓子。日本でmonoがどうあるべきか、もちっと具体的に聞かれたこととして、monoの認知度を上げた方が良いんじゃないか、ということについては、まあそうですね望ましいですね、と思うわけです*1。情報量が少ないという意味では、改善の余地はあるとは思います。入門用としては開発者ノートMonoがあるのだけど。*2

コミュニティという側面では、Pacoみたいなリーダー的パーソナリティがいれば、日本でも急速に普及するかもしれない(って言っても彼と会ったことが無ければ分からんわな)。日本のなんちゃらユーザー会も概してそうだと思うのよね。一番上はdeveloperではなくてmarketerなのです。僕が主としてmono情報を書いている現状は、ちといびつに過ぎるなと思う。少なくとも僕はコミュニティの代弁者ではちっともないし。

僕がむしろ相対的にもっと増えてもいいなと感じているのは、実際に手を動かしてくれる人、特にハッカーだ。個人的にはbugfixorの方がずっとエラいし経験上レベルも高い人が多いと思うけど、それ以外でも、Gtk#アプリを作るとか、.NET 2.0の新しいクラスを実装するとか、Summer of Codeの時に出てきたようなアイディアを実装するとか(もちろんいくつかは実際に実行されたのだけど)、AvalonだのIndigoだのWWFだのというかlinqだのC++/CLIだのといったものを自分で実装してみるっていうのは面白いと思うんだけどなぁ。*3

ひとつ思い出したのだけど、SSCLIのソースとか眺めちゃってるんだけど、そしたらmono hackingに参加する資格が無いんじゃないか、という話があった。ええと、基本的には、タッチしていない領域のhackingであれば、問題ないのです。ていうか、タッチしていてもコードをコピらなければ問題ではないし。ていうかこのだらだら文の最後に一番重要な話を書いてどーするよ。

何か後で読み直したらいろいろつぎはぎしていたから、いつにもまして意味不明でしたよ。直しまくり。

*1:と言っても、認知度なんてリソース…利用者・開発者の数とか成果物の出来とか情報量とか…に応じて決まるものだから、特に利用者の数や情報量から考えたら、monoは十分に認知されてるんじゃないかなあと思う。そもそも日本企業でも使ってるという話は多少聞いているし。

*2:個人的には、もうmono本家ページの翻訳とかしていても、得られる知識なんてあんまし無いのね。昔は英語もようけ読めなかったから勉強にもなったし、ちゃんと知識の吸収にも繋がっていたんだけど、今やっても僕にとっては単なる肉体労働なんです。誰かが続けてくれればそれにこしたことはないです。

*3:そういえば、MWFにIMをのっけるのも、出来れば日本人にやってほしい。僕は詳しくないし、自分の仕事で手一杯ですから(w