パブリックコメント提出活動の成果

さて、出張と体調不良のおかげで2週間ちかく遅れて書いているわけだけど、Mono Summitレポートも終わったことだし、先に進みたい。

というわけで、この前のパブリックコメントの結果が出ていた。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/28/news132.html

7500通の意見のうち8割が「違法サイトからのダウンロード」問題に関する否定的な意見で、その7割がネット上のテンプレに基づくものだったという。多くの人が書いていると思うけど、ネットユーザー側の意見が6000通、うち4200通がテンプレ、それ以外が1800通ということになる。これはけっこう大きな成果だと思う。

（逆に、RIAJらが「動員」をかけた成果が最大(?)1500通くらいあったということでもある。今回はRIAJ会員下のミュージシャンも積極的にコメントを送りたがらなかった人が多いようだし、あまり団結していなかった方だろうから、数としては今後も同じくらいの成果を出していく必要がありそうだ。）

「テンプレ」の中には、gmail用テンプレートや、この問題に関する先行wikiのテンプレも含まれるだろうし、今回は事前に自分のパブリックコメントを公開していた人も多かったから、それをコピーした人もあるいはいることだろう。

MIAU開発プロジェクトWiki2007に寄せられた提出記録を見ると、ジェネレータの仕組みを使って基本的な枠組みを作った後で、その内容を自分の言葉で書き換えたという人が多いことに気付く。1800人もゼロから書き上げた人がいるとは考えられないので、提出書式と対象ページ番号を埋めるという部分だけでも、ジェネレータやパブコメ素材は、まずまずの成功だったのだろうと思う。

何はともあれ、何らかの形で参加された皆さん、お疲れ様でした。

今日はもう十分長くなってしまったので、現在のMIAUの主な活動である「大感謝祭」については、明日書こうと思う。