はじめに
.NET 3.5のWCFに新しく追加されたWebHttpBindingとその周辺をmonoで実装してみたので、細かいことを分かっている範囲でちまちまと書いてみる。how to use的な話を書いてもMSDNとかぶるだけなので書かない。あと例によってconfigurationを使ったやり方も僕の興味の範囲外なので書かない。
ユーザーコードで必要になるのは次のクラスのみである:
- WebMessageEncodingBindingElement (Sys.SM.Channels)
- WebHttpBehavior (Sys.SM.Description)
- WebGetAttribute or WebInvokeAttribute (Sys.SM.Web)
実際には、WebMessageEncodingBindingElementを直接使用しなくてもWebHttpBindingを使えばよいし、 WebServiceHost, WebServiceHostFactory, WebChannelFactoryを使えばWebHttpBehaviorなんて自分で使う必要は無い。これらはあくまでWebHttpBinding のサポートする機能を利用するために最低限必要になるものだ。