ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

今日のシンポジウムはおかげさまで満席です。早く告知しなきゃと焦っていた割には大勢の三者の皆様をお迎えすることが出来るようで、喜ばしいかぎりです。

さて、なんか法律関係の話ばかり書いていたせいで、外部の人にそういう人だと勘違いされてしまって、危機感を覚えている。monoの話を書こう。

相変わらずwinformsのXIMサポートではまっているのだけど、原因はどうもXplatUIX11にあるような気がしている。Timerの辺りとかはいささか怪しい。WM_SHOWWINDOWのメッセージングや処理も怪しい。XIMサポートを入れないうちは生じない(もしかしたら「ほぼ」生じない)問題などがあったりする。今までずっと自分のXIMサポートのコードがおかしいのだと思っていたが、どうもXplatUIX11も怪しい…というわけで最近はこの辺を眺めている。

実のところ、scim-anthyは、preedit positionが何となくずれているだけで、trunkでも既に動いていたりする。問題はiiimx(atokx3)やkinput2で、全角モードだと何も表示されない。これはXIMのXICに正しくないwindowがclientWindowとして渡っているせいで、このパッチを当てれば動く(ただしregressionがあるのでtrunkにはcheckinできない)。どうやらscimはRootWindowを使ってフロントエンドを表示しているようだ(だから現在のXplatUIX11の実装が問題にならない)。

問題は、このパッチを当てるとどうもWM_CLOSEが正しく処理できなくなってしまうというもので、既に繋がりがよう分からない。この辺が直ったら、このパッチもcommit出来て、めでたく次の作業に行ける…かもしれない。まあ、もう少しだと良いのだけど。