ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

packaged ASP.NET apps

OpenSUSEのMono:Communityリポジトリには、いくつかのASP.NETアプリケーションがパッケージされて入っているのだけど*1
http://download.opensuse.org/repositories/Mono:/Community/openSUSE_11.0/

使い方が十分に説明されていないので、ちょっとだけ書いておこうと思う。対象はMono_ASP.NET_foobar (foobarはアプリ名に置き換える)。

  • rpmをインストールすると、/usr/share/mono/asp.net/data/Mono_ASP.NET_foobar というディレクトリが作られる。この中にpgsqlのスクリプトが入っている(これらのアプリケーションはpgsqlで動作する)
  • postgresqlでユーザーpostgresを作成する。superuserでないと無理かも(最初ちまちま権限追加していたのだけど、途中であきらめてこれにした)
  • sudo sh init を実行するとpgsqlのスクリプトが走る
  • /usr/share/mono/asp.net/apps/Mono_ASP.NET_foobar 以下でxsp2を実行(アプリケーションによってはwebのディレクトリがサブディレクトリにあるので注意)

たまに挙動不審なものがあるのだけど、Npgsqlへの移植とかパッケージングとか、要するにあんまし本質的な部分での問題ではないように見える。

ASP.NETのアプリケーションは、SQL Serverにべったり依存しているのが多いので(DotNetNukeとかもそうだった)、移植版が前提になると考えた方がいいだろう。いや別にDBだけ別マシンにあるSQL Serverのままで、っていう選択肢も無いわけではないが…

*1:ちなみにOpenSUSE build serviceのリポジトリにはFedoraパッケージなども置けるし、Mono:Communityには置いてある