ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

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あんまし元の話題と関係ないけど…

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 だとすると、四分音符のスタッカートは、八分音符とどう違うのだろうか。さらにややこしいのは、八分音符のダイナミックアクセントとはどう違うのだろうか。

 スタッカートは、四分音符がぶつりと切れた状態。音が突然静かになるのではっきり聞こえる。ただし、強くは吹かない。

あまり実践的なことには詳しくないのですが、スタッカートと休符が大きく異なるひとつの要素は、シンセサイザでいえば、エンベロープにおけるリリースレートですね。ノートオフしてから音量がゼロになるまでが速ければ、唐突に音が切れているように聞こえます。ダイナミックアクセントは、velocityが一時的に大きくなるけど通常の発音に比べてreleaseが唐突に切れるわけではないノート、と説明できるように思います。

スタッカートをMIDIで表現するときに、TVF&TVA Env.ReleaseのNRPNをいじって音を描き分けるのが一般的かどうかはわかりませんが…MIDIなどでモノフォニックなパートをいじるときは、スタッカート音色があればそれを使うことも多いでしょうし、volumeのcontrol changeをいじってやっつけちゃったりもします。てかそれも面倒だから滅多にしないかもw CAfをいじるのとも違うだろうし。

(わたしには金管楽器の経験はありませんが)金管楽器やさらにはヴォーカルとしても、意識して使い分けられると、表現の幅が上がるかもしれませんね。

音量をいじるやっつけ方は、どちらかと言えばドラムパートで、スネアドラムやオープンハイハットをミュートさせる時に使うかもしれません(スネアをミュートというのも妙ですが)。MIDIだとvolumeをいじるわけにもいかないので(他のリズム楽器の音量も下がる)、NRPNをいじれないとやりにくいかも。