ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

UK2日目

というわけで、人生で初めてえげれすという国に降り立ったわけですが、まず地上を走るundergroundでいきなりフルートの速弾き(いや速吹きか)をかましてる兄ちゃんに唖然とさせられますた。誰も反応しないのは英国人のSa・Gaか。

ケンブリッジは古風で綺麗な街だと聞いていたけど、ええ、その通りです。そんかし、夕方も17:30頃には多くの店が閉まっちゃう。その後でもやってるのは、飲食店とか、一部の大手と思われる書店やスーパーくらい。Starbucksも、本屋の中のは20:00までやってるけど店舗によっては18時台にはもう終わっていた。XMLOpen 2004が大体それくらいの時間まであるんですけど…営業が始まるのも9時頃からで、同カンファレンスも9:30からケンブリッジのはずれで行われるので、なーも見られましぇん。おかげさまで夜もやることが無い。仕方ないのでXQueryの宿題をやっつけたり、ネットに繋がらないにもかかわらずはてなダイアリーに書くものをこうして準備している(w

XMLOpenは、外国人がちょろっと参加するような大きなイベントではなく、参加者もいいとこ40人くらいだろう。日本人は僕とRELAX NGの村田さんだけだった(話しました)。いまRELAX NGでほしいのが、streaming data bindingをやってくれるツールだとのことで…XML Schema WGのHenry Thompsonに紹介してもらえそうだったのだけど、その氏の活動についてほとんど知らなかったので(爆)遠慮してしまった。versioning XMLのセッションでにぎやかな聴講者だった人物だったということは、後で彼のセッションを聞くまで気づきませんでした、ハイ…

個人的には村田さんのXML Access Controlの話を聞くつもりだったのだけど、当人に止められた(wので、裏番の"XForms in practice"のセッションを聞いた。けど、残念ながら内容はXFormsコントロールの簡単な紹介と、あとはformsPlayerの宣伝(苦笑)がメインだった。

もう一つ、というか最大の目的のひとつが、Jeni TennisonのDatatype Library Languageのセッションだったのだけど、XML Schema WGのHenry Thompsonがいたこともあってw、けっこう質問が多かった。僕が初めてDTLLの仕様を眺めた時にも思ったことなのだけど、regexpベースのデータ記述はどうしても解析が遅くなるし、結局はランタイム型とのマッピングが問題になるのだ。とはいえ、XML関連の仕様書で使われているようなデータ構造を、XML Schemaがまともに記述できないからこそ、DTLLみたいなものが必要になる、というのは事実だ。
全然関係ないけど、Jeni Tenissonが女性だとは思わなかった(爆)。それこそ孫悟空みたいに「蹴って」みないと…名前だけじゃ性別が分からない程度に、僕は英語ちゅーものを理解していないのだ。そういえば仲間のインド人ハッカーも、全く分からなかった…

明日は…というか多分これをwebに書いてる時点で今日なんだけど…XML and Monoなんていうセッションもあるらしい。だけど、事前資料を見る限り、System.Xmlが全くと言っていいほど出てこないXMLのセッションってどうなんだろう…これも裏番組が面白そうなので、そっちにしようかなぁとか、ちょっと考えている。