ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

Ximian branding

NovellXimianという名前が業界であまり認知されていないと感じているという。実際、Ximianの創設者であるNat FriedmanとMiguel De Icazaは、同社ほどのネームバリューを持っていない。要するに、Ximianという名前はいずれなくなる運命にあるということだ。現在はNovell Evolutionであって、Ximian Evolutionではない。
これはjapan.linux.comにあった翻訳記事なんだけど、誤訳だと思うんだよね。NatとMiguelがXimianと同じくらいのネームバリューがある、っていう話だし。XimianはもともとHelixCodeだし、Ximianって名前が付かないと分からない製品もConnectorとDesktopくらいじゃなかろうか。ブランドとしては、間違いなく強くない。

もいっちょあったChris Stoneに関する記事は、素晴らしい洞察じゃないかと思う。いや、中の人でもそれが本当かどうかなんて分からんっすよ。ここに書いてある通り、Novellは「保守的」な企業だから。僕にはいささか馴染まない文化だ。保守派ではなく攻撃派だし。(??)

Novellとの合併に伴って、monoチームにも数人のNovellエンジニアが入ってきたけど、これもかなりの社会実験だった。そりゃそうだ。電話・内線・会議ベースで仕事を進めていたのが、開発者は世界中で生活時間帯もバラバラ(ただし不健康な人はやはり多いw)、相談はIRCや公開MLを使ってやりとり、成果は即公開、なんて環境に放り込まれてしまったのだから。それでも、最近はNovellLinux企業になってから志願してきた人が多いので、以前とはだいぶ違う。