ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

みんな昔は厨房だった

僕がmono開発に関わるようになった動機は、仮にもCLI/.NETが技術標準であるならば(しかも優れた技術であるのだから)、その唯一的な実装であるMS.NETの間違いを正せるだけの競争力のある実装を作るのを手伝ってみよう、と思ったからであって、別にMS.NETで動くアプリケーションをそのままLinuxでも動作させるなんてことには、(面白いとは思うけど)それほど興味は無い。だから、正しい実装のMonoをbuggyなMS.NETに合わせろ、なんていうのは、僕にとっては敵そのものだ。このスタンスは関わり始めるずっと以前の2002年頃から変わっていない。

ま、そんなん僕だけなんだけど。

でも敵もまた強い…というか執拗でもう疲れた。時間の無駄だしもうbuggyにして終わりにしようかと思っている。ユーザーのモラルなんて所詮そんなもんかね。

ていうか、ユーザーのモラルが低いのは別にかまわないけど、プロジェクトの価値を勝手に決められては困る。

でもまあどう考えても本質的ではないedit & continueなんかに少なからぬ開発リソースを費やしてしまっているMSの開発者に比べれば、こっちはずっと恵まれているよなぁ。