ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

知的財産の歴史と現代

ひさしぶりに面白そうな本を見つけてきた。知的財産制度史の本と言えばコピーライトの史的展開があるけど、これが英米の近代史が中心でがっちりした内容なのに対して、こちらの新しい方の本は大陸や日本なども扱っていて、読み易そうな感じ(まだほとんど読んでいない)。米国の事情なども、いかにモノが作れなくなった企業が知的財産を頼りに生き延びているかといった方向で触れている。参考文献を見る限り、眉をしかめるようなのは判例百選の編集者くらいしかいないと思う。