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MSの新しいライセンスの話は、昨日くらいにはosnewsで話題になってたけど、今日/.jpでも取り上げられているようだ。とは言っても、ライセンシングのポリシーが変わるっていうわけではない。というのは、以前movable typeを使ってた頃にも書いたことがあるけど、shared sourceと称しているものの中には、いわゆるオープンソースの定義に合致するっぽいものも存在している。たとえばこんなのはOSDL準拠と言えそうだ。*1
と思ったら既に書かれていた。そういうことです。
僕はこの動きは非常に望ましいことだと思っている。というのは、これまでshared source licenseと言うだけでは実際には何のライセンスだかちっとも正確に伝わることが無かったから。これで、もうX11ライクな奴とMPLライクな奴でないshared source licenseに基づくソフトウェアを、オープンソースだと言い張る輩が出てこなくなるといいな。
墨香オンラインに関連して、裁定制度は時間がかかるし信用できないから使わないという主張は、いまいち説得力が無い(ていうか自分が「裁定制度に基づいて供託するような社会的に信用を損なうようなことは出来ない」って言ってることに気付いている人がどんだけいるんだろう)。1年くらいの誤差を気にする人で、著作権の権利期間が年単位になっていることを疑問視する人がどんだけいるだろうか*2。事例からして、裁定制度がこれほど適格であるケースもそうそう無いだろうに。大方が小倉弁護士の表現に拘ってばかりで、ちっとも実のある議論が出来ていないのも嘆かわしい。
まあ丸紅の誤認表示の対応とおなじで、一部の変な人たちの圧力に屈すると却っておかしなことになる事例のひとつだと思う。