ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

public override ...

ロージナ茶会さり気なく爆弾を投げ込んでいる。特に大項目1が危険である。まず読んでみるべきだ。

ここで提案されている法制度は大胆で、直ちに実現できるものではないように見えて、実は実現性が高いという点に留意すべきだ。フレームワークとしては、権利を短期間化し一方で権利侵害対応を強化した制度との選択制にすることによって、実質的に不要な権利ロックを著作権トランザクションから開放することで、窮屈な著作権制度を打開しようという発想である。著作権者は商業的に有利な制度を選択することになるだろう。

大項目1〜4の全てがひとつの明確な目的に結びついている。それは「権利の明確化」であり「ルール化」の流れを汲むものと言える。で、現状、法律のうちコード化されていない部分について、現実に合わせた解を提示しているのが、特に大項目3、4といったところであろう。

実のところ僕は微妙に茶会に出入りしているので、この案も少し前に茶会でさわりを聞いていたのだけど、上手く考えられているなあと驚いた。

ともあれ、この案を踏まえて、僕としては従来書いてきた路線を継続しておこうかなあと思っている。それは、曖昧な権利主張の無効化、あるいは架空の権利主張の犯罪化(正確には厳罰化)であり、明示規定による公正使用規定の導入であり、サブマリン特許・サブマリン著作権侵害の無効化・犯罪化である。で、この前当日になってあわてて2,3時間でやっつけた奴を使い回そうと思っているのだけど、同じ内容で別の文面をひねるのがめんどいなあ…

というわけで今日は某一橋講堂まで遊びに行く予定。