ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

ロボットの安全確保と権利の調整 (part 0?)

http://japan.cnet.com/news/biz/story/0,2000056020,20346626,00.htm

ロボットの安全確保というと、まあ真っ先にロボット三原則(てか四原則?)が出てくる人が多いと思う(といっても人類全体を守るためには人を殺せちゃうくらい、解釈次第の原則だけど)。アトムかも

イギリスとは逆に、権利より先に義務の話が出てくるところが何とも日本らしい。もちろん、日本的であることを批判しているわけではない(むしろ個人的には好意的に評価している)。ペットや仮想人格にも人権(みたいなもの)は認められていないことからも、ちゃんと総合的なバランスを考えた規範的考察が必要になるはずで、どっかの著作権延長派みたいに何でも人権って言えば通用する、みたいな左翼的発想は不適切だ。外国人がタマちゃんの次に化けるのはロビィ…なんて話になるのも微妙だ。

実は某ボットのお披露目会の前に、ロボットの人権の議論の土台くらいおさえておこうと思ってネットを眺めたり思索していたのだけど(w、そこから紆余曲折を経てとりあえず代理母の話を書き始めたというのは内緒だ。そんなわけでロボットの話も考えてみたいのだけど、書くとしても代理母が終わってからにしたい。(で、その前に明日のネタをでっちあげないといけないwので、代理母ネタは進めていない。)

権利の話は安全確保の話とは全然違うと思われるかもしれないけど、個人的にはそう遠くない話だと思う。アシモフの世界では普通に受け入れられていたけど、ロボットが人間の代わりにする仕事にはいろいろ考えられると思うのだ。

あんまSF読まないから詳しくないんだけどね。