ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

MS-PLがOSIに提出された件については、特に問題視する声は上がらないだろう、と思っていたのだが、また香ばしいコメントが出てきたようだ。てか、groklawってまだ存在していたのか。SCO裁判の頃が最盛期だったが、後はひたすら見苦しい間違いを連発するようになっていたし、PJが止めて終わってたもんだとばかり。

groklawがいかに自分の書いていることを理解できていないかは↑でMiguelが解説している。他にも…


Update: I notice on this Silverlight page, it describes it as offering Ruby and Python, not IronRuby and IronPython:


Silverlight offers a flexible programming model that supports AJAX, VB, C#, Python, and Ruby, and integrates with existing Web applications. Silverlight supports fast, cost-effective delivery of high-quality video to all major browsers running on the Mac OS or Windows.

本当に何もワカッテナイ。そのRubyIronRubyしかあり得ないから。

Microsoftには、明らかに親OSS派と反FSW派が併存している(この両者は、反FSW派を否定しないというラインで辛うじて併存しているように見える。が、軋轢はある。ReMixにMiguelを招待したフランスのマネージャは、Redmondから来ていた人間と対立していた)。それは必ずしも経営者と技術者の内部対立というわけではない(技術者にも逝って良しな人間は居る)。単純に個人レベルの問題だと思う。

というわけで、たとえばMS JapanでSilverlightに関わっている人間には逝って良しな輩もいるかもしれないが、それだけを理由にSilverlightの成果を否定するつもりは無い。Silverlightは動作環境の観点ではActiveXの焼き直しだが、Moonlightを通じてクロスプラットフォーム性を実現しうるという点で、.NET 3.0 (WPF) には無い大きなメリットもある。

ちなみにどうでもいいけど、Googleをけなすことに夢中なMSの人間がFacebookをアピールしまくっているので、facebookを使う気になかなかなれなくて困惑している。