MonoDevelop 1.0 and more
長いこと更新していなかったわけですが、少しずつ復活していこうかと思います。というわけで今日はとりあえずMonoDevelopについて。
http://opentechpress.jp/opensource/08/03/13/1337200.shtml
まず、とうとう1.0がリリースされました。ぜひ試してみて下さい。初期にMDをいじっていた人なら、あれがここまで安定するのか…!! ときっと驚くことでしょう。
stetic(GTK#デザイナ)やSubversion統合、Visual Studioプロジェクトのインポート機能は以前からここでもちょこちょこ取り上げました。ASP.NET統合も話題になっていますが、ASP.NETのGUIデザイナは1.0リリースには含まれていません。念のため。
ちなみに現在ではMonoDevelopはOS Xでも動作するはずです(どれほど動くかは分かりませんが)。ダウンロードページの.dmgパッケージにはMDも含まれています(Tiger以降のみ対応)。
3/17追記: gtk+のデフォルトフォントが日本語非対応らしいです。gtkrcをOsakaにすれば見えるようになるとのこと。
で、1.0リリースはそれはそれで一大イベントなのですが、MDチームはごく普通に1.0以降の作業を続けています。まずtrunkからmonodevelopを引っ張ってくると、テキストエディタが全然違います。これはSharpDevelopのテキストエディタをベースにMike Kruegerがポーティングしているものです(のはず)。これはまだ開発中なので、問題もあるかもしれませんし、日々操作感が変わっていくことでしょうけど。
最近の追加機能としては、MonoDevelop.XmlEditorが挙げられるでしょうか。以前はcontributorがSharpDevelopからportingしていたのですが、メンテされなくなっていました。
あと、そのうちデバッガ統合の話も上がってくると思います。Madrid Summitの時は、1.0が出たらそっちの作業もやるという話になっていたので。まだまだいろいろ楽しいことがありそうです。