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ひさしぶりに/.orgを眺めていたのだけど、ずいぶんまた明るいニュースの多いこと。
http://slashdot.org/article.pl?sid=07/08/12/0543256
まずは妥当な中間結果が出たというべきだろう。
OOXMLの仕様がOSPのレベルでオープン化したことは歓迎すべきことだが、それを標準化する余地があるかどうか、さらには標準化する必然性があるかどうかは、また別の問題である。ODFと目的が衝突するのであれば標準化は行われないことになるし、仮に衝突しないとしても、ODFを補完する形で仕様策定が行われる方が妥当である可能性は高いし、そもそもオープン実装が現実的に提供されない可能性の高い仕様を、あえて標準化する必然性があるという議論がどこまで現実的と言えるのか、答えはほぼ出ているような気もするが、まあじっくり議論すれば良かろうて。
http://slashdot.org/article.pl?sid=07/08/10/2148253
まあNovellのお膝元Utahだし、無難に勝てて良かったのではないかと。
Novellが没落してMicrosoftの走狗に成り下がってIBMその他を提訴すると考える輩も、SCOがIBMに対して行っている訴訟と同様に著作権侵害の証拠提出が要求されるという事実を忘れて妄想的心配に耽る必要はない。
http://linux.slashdot.org/article.pl?sid=07/08/12/0121223
例によって僕はTorvaldsを支持するものではないが、このネタに関して言えば特に異論を挟むところがない。そもそも僕自身、最初にMS/Novell agreementが出た時に、落ち着いて対応するようコミュニティに呼びかけてよ、ってお願いメールを誰にとは言わないが出してたわけだし(まあ、無駄骨だったわけだけど)。
http://yro.slashdot.org/yro/07/08/12/1634231.shtml
最後にもいっちょ明るいニュース。てか、Forgentなんて社名じゃ忘れちゃうから、Patent Troll社くらいに改名してほしいな。