ものがたり(旧)

atsushieno.hatenablog.com に続く

フィルタリングが無意味だという事例を集合知で拾えないものか

何かできることはあるかなあ、というのは、MIAU協力会員もSNSでくすぶっている。
http://blogmag.ascii.jp/kodera/2008/04/16231604.html

で、そんな中、15日にひさしぶりにThinkCのシンポジウムに参加してきた。記事がよくまとまっているのでいらない気もするけど、自分用メモも一応置いておきますよ。内容を100%信じるべからず。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0804/16/news075.html

目的はもちろんたむたむ教授の話だったわけだけど、竹熊氏のスラムダンク話なんかも実は知らなくてまあ楽しめたわけです。いや集合知ってこわいなあって。

で、楠さんの「警察なら事案いくつも抱えているだろうし、マスコミはリークに踊らされて動くだろうし」という記述を見て、そうだよなあその辺のコントロールが及んでいる点がネットに対するマスコミの大きなディスアドバンテージだよなあとか思いつつ、ふと気付いた。
http://d.hatena.ne.jp/mkusunok/20080414/deai

ケータイ等でフィルタリングされているにもかかわらず、出会い系サイトの類で被害に遭ったという事例を目の前に突きつけることができれば、フィルタリング法案賛成派も「この法案には実効性がない」ことを認めざるを得ないのではなかろうか。

情報量としては警察の方が有利かもしれないけど、こういうのは集合知で探し出すことができるんじゃないだろうか。って、ここで「そうか」といきなり動き出されても被害者保護の観点からとても困ったことになるだろうけど。報告を受けて被害者の声を代弁できるような仕組みがあればいいだろうか。